百涙千笑-ヒャクルイセンショウ-

ただ、ただ、ただ真っ直ぐと

私はただひたすらに
ただ、ただ、ただ真っ直ぐと
何にも負けずに
進んでいきたい。

たとえ前が見えなくても
私は足を止めない。

止めたら負けなのだ。
止めたら終わりなのだ。

だから私は進み続けたい。
ずっとずっと、
急がずにゆっくりと。

たとえ一人でも
きっと足は止めない。
止められないんだ。

自分の限界を知りたい。
自分の限界がわからないから。

時々寄り道をしてもいい。
ただ止まりたくはない。

真っ直ぐに真っ直ぐに
そう、上を向いて
歩いていきたい。


†+────────+†

転んでもいい。
故意に足を止めなければ。

†+────────+†

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