*パパはヤンキー高校生*



なんだか、居たくない空気になったから、わたしは言い訳して席を立つ。


「どこ行くんだよ?」

「お手洗いです」

「そう、大丈夫か?歩けるか?」

「大丈夫です!」

「何だよその拗ねた言い方は、人が親切に聞いてやってるのに、ほんと素直じゃねーな」

「ふん!!」


優しいんだか、優しくないだか、分からない人!!

あー!モヤモヤ!



私が居なくなった居間では、刹那さんと先輩が私のモヤモヤの原因ともなってる話題を話していた。







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