*パパはヤンキー高校生*
約3時間が経過した。
私は、柳下刹那の顔をじっと見ていた。
柳下刹那は、のん気にテレビを見ていた。
冗談でしょ・・
夢よね??
ってか、夢であってよ。
「よし、やるか」
すると急に柳下刹那が立ち上がった。
「やるって・・・・・・・喧嘩をですか??」
「なわけねーだろ。荷物の整理だ」
「ですよね~・・・」
「瑠華、お前も手伝え」
「はぁ?!どうして私が?!ってか、気安く名前を呼ばないで下さい」
「・・・・あのな瑠華、」
すると、柳下刹那は言った。
「この家では今日から俺が大黒柱だ。口ごたえや生意気な態度は許さんからな」
「は??」
「は??って・・・・お前一応女だろ??もっと可愛い反応出来ねーのか」
急に偉そうな態度をとる柳下刹那。
「この不良娘が・・」
「な?!」
あんたに言われたくないんですがーーーー?!
この不良親父が!!
あ・・・親父って言っちゃった・・・。
「いいから、俺の荷物片付けるの手伝え。飯はそれからだ」
その偉そうな態度、どうにかしなさいよ!!
このバカ!!