＊パパはヤンキー高校生＊

「何だよ急に」


「何だよじゃないでしょ?!どうしてあなたがここに居るんですか!!」


「学生が学校に居ちゃ悪いのかよ」


「はぁ？そういう意味じゃなくて･･･」



私は、ため息をついた。



「俺、今日からこの学校の生徒だし」


「はぁ?!ここに通うって事ですか?!」


「ああ」


「聞いてませんけど?!」


「言ってないし。ってか、お前が人の話をちゃんと聞かないからだろ」


「私がいつあなたの話を聞かなかったのよ??」


「朝だよ。朝」


「朝？」




そういえば私、朝は何も言わずに出てきたっけ･･




「だからって、昨日の夜にでも言ってくれれば･･･」


「すぐ寝ただろお前」


「･･････(汗)」


「まぁいい。とにかく、そういう事だ」



最悪だ。


こいつと同じ学校に通うなんて。

皆になんと説明すれば。

教室に帰ったら絶対に問い詰められる。