*パパはヤンキー高校生*
リビングに入るなり刹那さんは、「ここに座れ」と、椅子を指した。
「は、はい…」
怖いよぉ…絶対怒ってる(涙)
私は恐る恐る椅子に座った。
刹那さんは、私の向かいに座った。
気まずい空気がリビング中に流れる。
(何か話した方がいいかなぁ…)
そう私が考えていると、刹那さんが口を開いた。
「何してた?」
「え?」
「今まで何してたんだって聞いてんだよ」
「ちょっと…」
「言えねー事なのか?」
「そういう訳じゃ…」
理由をはっきりさせない私に怒りが込み上げてきたのか、いきなり刹那さんは立ち上がり、私の側まで来て、机を叩いた。
"バンッ!!"
「ッ!!!」
そして刹那さんは、私の目線まで腰をおろした。