あいをください

最初にかかった変わり者の医師は私の事を気に入っていて、食事に誘ってきたりしてた。下心など無かったと信じたいが、私が奴の「お気に入り」の一人だったことは事実だと思う。


働くことが出来ず、家賃も稼げない今は奴しか頼る人がいない。それはもう神頼みに近かった。


「僕に任せなさい!」
奴が神に見えた瞬間だ。
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