雲の上


「…彼女だよ。」


やっぱり…やっぱり彼女だったんだ。


「っなみ、真奈美?」


「あっごめん。あっちゃん、彼女いたんだ。あっちゃんでもあんな可愛い彼女出来るんだね。」


これが私の精一杯の冗談。


当たり前じゃん。あっちゃんがどれだけかっこいいかなんて、私が1番知ってる。


< 47 / 137 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop