smile for me



「「ひーろやっ!」」


2人でそう呼ぶと、弘也がこっちを向いた。


「なんだよ、お前らかよ。」


「ちょ、ひどくね?」


「裕太、俺はひどいことは言ってない。」


「はぁ、相変わらず毒舌だな、お前は。」


そう、弘也はかなり毒舌で冷静沈着だ。高校からの仲だから一ヶ月程しか一緒にいないが、俺ら3人は仲良くなっていた。


って、本来の目的忘れてた。


神谷先輩だ。




そう思い、先輩の方を見ると、部員に囲まれていた。


そりゃそうか。
今部活終わったんだ。
みんなドリンクを飲みたがる。


・・少し待つか。

そう嘉人に言い、その間、3人で談笑していた。



しばらくして先輩の方を見ると部員はほとんど部室へ向かっていた。



弘也がドリンクのボトルを返しに行くのについていった。



「ありがとうございました。旨かったっす。」


弘也が言い、先輩にボトルを返す。


「おつかれ。」


そう言って先輩は笑った。




・・ドキッ





やべっ、かわいい・・//






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