I -私-
「どうしよう・・どうすれば償える??」



空に問いかけてみるがもちろん答えない。



こんな私のために、答えてくれる訳無い、か。



自分で決めなきゃね。




ここ最近、頭が痛く、常にボーっとしていた。



でも、今は少しすっきりした感じだ。



「ちゃんと償うよ・・・。」



そう呟き私は、フェンスの向こう側に静かに立った。
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