I -私-
「蜘蛛じゃないと思ったから私を教室から連れ出してくれたの??」



「うん。だいたい、沙羅蜘蛛アレルギーなんてないし、蜘蛛位であそこまで叫ばないでしょ?それに、何か、朝からおかしかったし・・。」



と言ってうつむく。



美月の心遣いに心が温まる感じがした。



「私が、何を言ってもおかしいと思わない?」



「大丈夫。私、許容範囲広いから。今、沙羅が実は宇宙人だったって言っても驚かないよ。」



「それは大袈裟なっ。」



と言って私達は笑い合い、その後、先ほどの出来事。つい最近起こり始めた奇怪な現象。昔3人であった出来事。全てを話した。
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