I -私-
突然怒鳴り声が聞こえた。


今の声は___



美月??




あっ!やっぱりそうだ。




まだ、帰ってなかったんだ・・・。




隣で言い争っている相手は、もちろん武さんであった。



「落ち着いて!!美月ちゃん!!これは悪魔でも推測なんだ!!」



「そんなの・・!!推測でもあんまりです!!」




「落ち着いて!!」



「落ち着ける訳無いじゃないですか!!!!」




今、2人が話している話の意図は全く分からない。



でも、美月があんなに取り乱すなんて珍しい事だ・・。
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