I -私-
体が、ふわふわする。



空を飛んでいるような??



いや、それとはちょっと違う気がする。



誰かに支えられて浮いているようなそんな感じ。



ここはどこだろう??



目を開けようとするが瞼が以上に重く開かない。




何で??



私はいまどこにいるの??



目を閉じていながらも、私は暗くない場所にいることが分かる。



薬の臭いがやけにツーンと鼻に付く気がする。



あっ!そうか。



これは、夢だ。


病院で寝ているからこんな夢を見るんだ。



誰かに支えられて浮いているのも悪くない。



もう少し、この夢を満喫しよう。



そう思った瞬間更に、深い眠りに落ちる感じがし、私は、和やかな気分のまま夢に体を預けた。


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