I -私-
「えっ・・・??」



「これまで起こった事をよく考えみて。この犯行を唯一怪しまれず、確実に行える人物が1人いる。」



「だっ誰なんですか??それ!!幽霊の仕業じゃないとしたら一体誰が!!」



後ろで、彩子ちゃんが苦しそうな顔をしている。



彩子ちゃんは、この事件の犯人が分かってるの??



通り魔に見せかけた無差別な犯行に、過去を苦しんでいた麗華ちゃんをも殺めた。



そして、私の前に彩子ちゃんの姿、声でたびたび現れ、美月までも死に追いやった。



一体、誰だって言うの・・??



「それは・・・」
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