Dragon Fang










「…モンブラン。」

「あ?」

呟く声に、機嫌が悪そうに良壱が声を上げる。

「メニューに話しかけてただけ。」

「面白いね、那瑠。」

クスクス笑うのは、正面の良壱の隣に座る夏弥。

…モンブラン。

イチゴタルトでも良いなぁ…。

あたし達は、駅前のスイーツ食べ放題の店に来ていた。



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