Dragon Fang
夏弥は楽しそうにニコニコしてる。
「俺も呼んでね?系列も呼ぼうね?」
「正直、呼びたくなくなってきた。」
「楽しみだなぁ。」
あたしの言葉を無視してニコニコしてる。
モンブランが運ばれてきた。
「そうしたら、久し振り走るか。」
良壱からの言葉に驚愕。
走る…って、あの地球温暖化促進のアレをするってのか!?
「それいい。那瑠はドレス着て走るんだ?」
「しないし。」
女の子達が集まるカフェで“そういう”話するあたし達。
ロマンとはかけ離れているのは、元からかもしれない。