Dragon Fang

ケーキを食べて、店を出た。

「倉庫戻る?俺は家帰るけど。」

夏弥はバイクのエンジンを吹かして、こっちに尋ねる。

「行くか?」

良壱が聞いてきたから、頷いた。

それを見た夏弥は手を一度上げて、さっさと去っていった。

「…本当に?」

「あ?」

「卒業したら、って本気で考えてる?」

ずっと疑問になってた事を聞く。

「考えてる。」

柔らかく微笑んだ良壱。

…流石、遺伝子。

その良壱に、あたしは抱きついた。




+天使は微笑んだ
END.

< 200 / 200 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:20

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

a Piece of Cake.
鯵哉/著

総文字数/33,865

恋愛(純愛)130ページ

マカロン文庫大賞2024エントリー中
表紙を見る
骨の髄まで
鯵哉/著

総文字数/22,449

恋愛(オフィスラブ)87ページ

表紙を見る
ダークチョコレート
鯵哉/著

総文字数/8,984

恋愛(オフィスラブ)35ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop