人をコロスヒト -3-
「おっと」
「すみません」


コンビニを出たところで少年とぶつかりそうになった。


……ん?


「ちょっと待った!」


ちょうどドアに手をかけていた少年が、

だるそうに振り返った。


よく見ると美少年。


でも、

どこか、

普通じゃない。


不思議な雰囲気を持った少年だった。
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