オタメン彼の冒険とツンデレ彼女の家出~アキバ特捜部!?Episode5~
「なに、また首つっこんでンの?
アレはもうウチの管轄離れてるよ」
「ミキの知り合いが追っかけてるらしくて……」
「レイヤだろ。
ネットカフェのバイトの」
「おみとーしか」
ヨーコはレイヤと面識がないハズだったが、ミキがマークされてるせいか、ヨーコは知っていた。
「ヨソで目星が付いてるらしいからね。
おとなしくアキバで待ってな。
ミキのカレにも言っときな」
ブツっといきなりケータイが切れた。