オタメン彼の冒険とツンデレ彼女の家出~アキバ特捜部!?Episode5~

「なんか、ミキのことが少し判った気がするな……」

ヨースケとナツはミキの母親に丁寧にあいさつし、父親にもよろしく伝え、ミキの家を出てた。

「そーですネ!」

「なンだよ」

ミキは不愛想な口調だが、家を出てからは晴れやかな表情をしてる。

「少しずついろんなシグナルを出してんだな、って。
 《so what?》 のブース番号《39》って、本名のことだったんだな」

「せば緑髪のコスプレもそうですネ!」

「たまたまだろ……」

ミキはそっぽを向くが、表情はニヤけてる。
< 128 / 145 >

この作品をシェア

pagetop