オタメン彼の冒険とツンデレ彼女の家出~アキバ特捜部!?Episode5~
「なんか、ミキのことが少し判った気がするな……」
ヨースケとナツはミキの母親に丁寧にあいさつし、父親にもよろしく伝え、ミキの家を出てた。
「そーですネ!」
「なンだよ」
ミキは不愛想な口調だが、家を出てからは晴れやかな表情をしてる。
「少しずついろんなシグナルを出してんだな、って。
《so what?》 のブース番号《39》って、本名のことだったんだな」
「せば緑髪のコスプレもそうですネ!」
「たまたまだろ……」
ミキはそっぽを向くが、表情はニヤけてる。