オタメン彼の冒険とツンデレ彼女の家出~アキバ特捜部!?Episode5~
00.エピローグ
「レイヤ、ダイジョブだったのか?
まだローヤかと思ったよ」
オレは皮肉をいいながら、顔がほころんできそうなのを抑えるのに困った。
ネカフェ《So What?》に入ると、いつもどおり、カウンターにレイヤの姿があった。
「ミキ、ホントごめんな。
ヨースケも怒ってたかな?」
レイヤは手を合わせて頭を下げる。