オタメン彼の冒険とツンデレ彼女の家出~アキバ特捜部!?Episode5~

真剣なまなざしをしてるが、時々穏やかに微笑むソイツが気になって、ミキは何だかわからない機材を見てるフリをした。

ソイツは暫く店員と話し込んだ後、また別な店に移って同じように店員とワケがわからない会話をしてる。

もうシャッターの音も響いている閉店時間近くだった。

ふとミキはソイツの目が自分にそそがれた気がした

「なぁ、それ何するモンだよ?」

後から思えば、ミキを見たのではなく、今みかけたパーツを振り返っただけだったかも知れないが、その男をしばらく見ていたのと、その目があまりに親しげだったので、思わず話かけていた
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