オタメン彼の冒険とツンデレ彼女の家出~アキバ特捜部!?Episode5~
「ケンジか……。チューボー?」
「こ、高校だよ……」
――そうか、声変わりしてないガキだと思ってるンだ
「へぇ……」
ミキはレイヤの視線を感じて横を向いたが、髪を上げたうなじを見せるのもかえってマズイと思ってもう1度レイヤのほうを向いた。
しかし、レイヤは既にPSPを取り出して何か始めてる。
――ちぇっ!
ミキは内心、舌打ちした。