オタメン彼の冒険とツンデレ彼女の家出~アキバ特捜部!?Episode5~
――オレの為か……
「そんなに急ぐなよ。
車が壊れそうだぜ。
あそこで、休憩してこーぜ」
ミキは、SAの看板を指さす。
「そんな、急ぎましょうよ、ミキさん……」
ナツが必死な声を出す。
「アホらしくなってきたよ、折角だから楽しまねーとな」
「じゃぁ、寄ってくか」
「ヨースケさんまで……」
ナツはちょっとあきれて、頬を膨らませた。