オタメン彼の冒険とツンデレ彼女の家出~アキバ特捜部!?Episode5~
「ミキさん、遅ぃですョ!」
ミキが後楽園駅に着いた時、既に10時をまわっていて、ナツが頬を膨らます。
「ワリぃ。
本郷とか云うとこで、迷っちって……」
「ひょっとして、歩ぃて来ました!?」
「ああ。
電車キライだし」
ナツはちょっと唖然としている。
「とりぁえず、行きましょう。
ぁっちみたぃです!」
「???」
ミキは訳がわからず、ナツに従う。