オタメン彼の冒険とツンデレ彼女の家出~アキバ特捜部!?Episode5~
「ナツも未青年だから、家に連絡されるトコだったんだぜ」
「それとこれとは話が違うだろー?」
それでもヨースケとミキがニヤニヤして見てると、ミキは観念したようにつぶやく。
「オレは実家がこっちなんて言ってねーぞ」
「やっぱ、こっちなんですね」
ナツがミキを《ジッ》と見てる。
「うっ……。
否定はしないが……」
ミキはクルっと向きを変え、とっとと教わった駅をめざして歩き始める。