オタメン彼の冒険とツンデレ彼女の家出~アキバ特捜部!?Episode5~
「ァタシ、シャワー浴びてきますネ」
――ナツは本気で心配してくれてンだな
ミキはそう思った。
――さっきだって
3人で食事してる時、ヨースケもナツもレイヤのことは触れなかった。
――でも実家なんて、どのツラ下げてけばいいんだ
ミキはちらっと入り口のほうを見た。
――このまま逃げちまうか。
……でもそれだといつまで経ってもこのままだな
ミキは家出してアキバにいったことをまた思い出していた。