オタメン彼の冒険とツンデレ彼女の家出~アキバ特捜部!?Episode5~
「でもスタンガンの改造、レイヤさんでしょ?」
「……」
――たしかにレイヤがいなけりゃ、アキバに行ってないし、コイツらとも会ってない
ミキはナツの顔を改めて不思議な気持ちでながめた。
「ねっ!」
ナツは小首をかしげるような仕草で微笑んだ。
「初めてレイヤに会ったのはさ……」
ミキはさっきまで思い出してた、レイヤに初めて会った日のことをナツに話しはじめていた。