オタメン彼の冒険とツンデレ彼女の家出~アキバ特捜部!?Episode5~

「そんなことってあるのかなぁ。
 アイツはただヲタ的情熱をそのキャラにそそいでる気がするけど」

ミキは照れたように声が上ずってる。

「レイヤさんって、ぁンまりキャラにぃれこむタイプじゃなぃ気がするンですよネ」

「まぁ、アイツは無線とかゲームの攻略とかが好きみたいだけど……」

ミキはちょっと考え込む。

「でも、レイヤから何かに誘われたこともないし、手も触れたことさえないんだぜ」

「ミキさんはレイヤさんに気持ちを伝ぇたンですか?」

「えっ?
 伝えたと思ったけど……」

「どーぃぅふぅにです?」
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