いちご塾
>こぶきちさん
しばらくぶりです。
なるほど、そう読みましたか。確かに最後の鳴き声に
「そんなに生きられないことを知らずに喜んでいる」
というメッセージがちょっと入っていたりなかったりなので
裏の設定色としての「黒」はバッチグーです
ちなみに、今回も対になる話を練ってはいましたが、皆さんの所を
回って見るとちらほら見かける青春劇でしたので、ボツでよし!
それの設定色は男の子が口から噴出すジンジャエールの金と
それが光って出来る虹の七色でした。なんだそりゃです。

>埜地 草子さん
鳴き声の有無は最後まで悩んだポイントです。
なくても十分伝わるだけのヒントは入れましたし、
文の流れとしてもヘタすると最後でテンポ崩れしそうで。
それでもやっぱり生を謳歌する象徴として、また
赤杉先生が最初に「歌」と書いたことが自分の中でつっかえていて
どこかに発散させねばと思い、少し思い切って入れてみました。
ちなみに語り口は文字数を減らす苦肉の策です。

>kokochiさん
もっと文字数があれば、というのはお題に対するいいわけなので
これが一つの完成品であることに間違いはないのですが
削る前の文では彼はもっとがっかりし、もっと苦労し、もっと喜びました。
応援していただけた彼も本望だとは思いますが、もっともっと
感情移入していただけるよう精進する次第です。

>深町 田さん
本当はもっと朝焼けに照らされて、茶色から白、白から本当の色になる
彼の羽化のシーンはガッツリ書きたかったんですよぅ!
少しでも伝わっていたなら嬉しいことです、もっと頑張ります。

>桜璃さん
お褒め頂き光栄です。
本人は意外とそんなに深く考えず書いていたりするんですけどね、こういうの。
やっぱり(文字的には変わらないですけど)大きな声で鳴き声を入れると
逆の無常感みたいなのもでるみたいでよかったです。
でもこれって、セミのいない地域の人には意味分からない文だといまさら
気づきました。知識ありきですね、ズルい気もしますが…まあ!
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