君といた時間をもう一度
その日私はピアノだった。

ピアノは5歳のころからやっていて

少し自信がある。

行く途中に希名にあった。

いつもこの道通るんだ・・・・・。

声かけてみよ~。

自転車で走りながら希名を呼んだ。

「き~ず~なっ★」

無視?希名は振り向かない。

人違いかな?

「希名なら手あげてっ!」

ひょいっと希名は振り変えずに手をあげた。

「無視すんなっ馬鹿っ」

あ・・・・。

また言っちゃった・・・・。

「馬鹿はどっちだよ。ばーか」

というと希名はようやく振り向き笑顔になった。

きゅん・・・。
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