Soul+relieve

「どうやら―食事どころではなくなったようﾃﾞｽﾈｪ？」


怒気を孕んだ声でﾌﾞﾚｲﾝさんが呟く



異様な叫び声を合図に店の中に沢山の文字が浮き出てきた



「これが事件の文字。」


ﾌﾞﾚｲﾝさんは至って冷静に文字を見る


そんなﾌﾞﾚｲﾝさんに、突如文字から出現した触手が襲いかかった



「危ないっ―！！！」


しかし、ﾌﾞﾚｲﾝさんは全く動じず触手に絡まれてしまった


「…ｺｲﾂ、いい度胸ﾃﾞｽﾈ。」


ﾆｯｺﾘとﾌﾞﾚｲﾝさんが笑うと、触手は勢いよく弾けとんだ


「え―？」


「遊びの幕が開かれﾏｼﾀ。
さぁ、道化師【ﾋﾟｴﾛ】の登場ﾃﾞｽﾖ―？」



ｷﾗﾘとﾌﾞﾚｲﾝさんのﾋﾟｱｽが光ったかと思うと、ﾌﾞﾚｲﾝさんの手に怪しげな光が集まる



そんな事に構わず、触手はﾌﾞﾚｲﾝさん目掛けて集まってきた