Soul+relieve



『でも…、その居場所が厄介だったりするんだよ。』


「居場所が厄介?
一体どこなんデス?」


『君達は、レヴィローズ家は知ってるかな?』


「知らないわけないデショウ?」


「はい、名前は聞いた事があります。」


レヴィローズ家とは、僕たちが暮らしているこの国の3本の指に入るくらいの名家


つまり、お金持ちの家だ


「まさか…。」


『そのまさかさ。
今回の異端者は、レヴィローズ家のお嬢様。
よってあのお金持ちの完全なるセキュリティーシステムの家に忍び込まなければならない。』


お金持ちだからさぞかしセキュリティーシステムは万全なはずだ


その中にどうやって…


「そんな事デスカ。
ちょろいデスネ。
私に任せなさい。」


ブレインさんは自身満々に言う


ブレインさんがそう言うと、ロナーさんは電話越しに

『任せたよ。』


と言って電話を切った




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