★東京恋愛SCANDAL★
『・・・あの、いきなりゴメンナサイ
私、桐原 奈緒って言います。高校3年生で彼氏と一緒に出てるんだけど・・・どんな水着が趣味かとか分かんなくて・・・
アナタ達を見てたら直ぐに着替えてて・・・ああ、彼氏の事分かってるんだなって思って。
髪型やメイクも水着に合わせてたでしょ?
もし良かったら・・・私の水着選び、手伝ってもらえないかな?
・・・って、ゴメンナサイ急に。知らない人に言われても迷惑だよね
あはは、全然気にしないで下さい!』
スイマセンでしたと言って行こうとする桐原さんを放っておけなかった
だから腕を掴んで引き止めようとしたら
『ちょっと待ってよ!そんな事言われたら、協力するしかナイでしょ』
私より先に美優が言った。
『ね?真実もそう思ったでしょ?』
美優は私を見ながら目をキラキラさせてる
『当たり前じゃん!協力するよ~』