★東京恋愛SCANDAL★




『大きなポーチだねぇ。』


何が入ってるんだろう?


『うん!あと12分か・・・余裕!』


何かワケが分からない事を言い出して私と美優をイスに座らせた奈緒。


『真実、何が始まるのかな?』


ワクワクしながら私を見る美優。


『手!出してもらっていい?』


そう言うと無理矢理手を机に置かされた


『奈緒~、何するの?』


すっごく気になるんですけど。


『ネイルだよ!』


ネイル?ネイルって爪の?


『ネイル出来るの?凄い!』


ていうか、12分でネイルとか言っちゃ悪いけど絶対無理でしょ!


『そりゃ、ネイリスト目指してますからね~!


真実はCUTE系、美優はCOOL系でいい?』


ほえ~、ネイリストね~・・・奈緒は素早くマニキュアを塗り、爪にグラデーションをしてくれて大きなリボンやハートを付けてくれた


『はい、完成っ!』


私と美優のネイルを見た奈緒はうんうん、上出来と頷いてた


『残り3分だって!』


私たちは急いで更衣室を出て彼氏のとこに走って向かった。





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