★東京恋愛SCANDAL★




『しません~!』


拒否するけど止めてくれない


『ちょ、ちょっと!あ!美優たちに花火届けなきゃ』


用事を思い出したふりをして離れようとする


「・・・そんなの、後でもいいだろ。」


それから私が抵抗できるワケがなく・・・


「さ~!花火届けに行くか!」


これでもかってぐらいイジメられちゃいました


『・・・ぎゃ~!』


・・・こ、腰が痛くて立てません・・・。


『あ昌1人で行ってきてよ・・・』


大体、立てなくしたのは昌だし。


「は?!ま、いいか。取りにきてもらう」


うげ。どんだけ自己中なんだよ・・・


「・・・あ~、もしもし涼?花火買ってきてやったから取りに来いあぁ、じゃあ部屋に居るから。」


・・・涼くん、取りに来ちゃうんだね・・・


―・・・ピンポーン


『あ!美優たち、来たんじゃない?』


腰が痛いのをワケにドアを昌に開けさせに行く


『あ~、真実ってば何、寝てんの~?』


せっかく遊びに来たのにと子供みたいに駄々をこねる美優





< 219 / 278 >

この作品をシェア

pagetop