Triangle‐狼達とうさぎの関係‐



「あ、うん……ありがと。
っていうか何しに来たの。」



「ごちそーさまっ♪」



「陽ちゃん、おいしかった!?」



「うんっ!超うまかった!」



「やったぁー!」



あの…俺の質問の答えは?



「それじゃあそろそろ…
空腹も満たされたところで…。」



そう言いながら陽詩が立ち上がった。



「えー!もう帰っちゃうの!?」



「まだ帰らないよ。ただ…」



俺の肩に腕を回してきたかと思うと



「今からはお兄ちゃんと
男同士の話をちょっとね。」



そんなことを言ってのけた。



「は!?」



「いーから、いーから。
ほら、行くよ。」



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