Triangle‐狼達とうさぎの関係‐



目の前には陽詩がいて、幸がいて……。



ねぇ?

なんて言われちゃって……。




急すぎるこの状況に
私の頭は着いていけない。



「あ、そうだ。陽詩。」



「んだよ…?」



幸が耳打ちすると
不機嫌そうに頭をかいていた
陽詩の表情が一変した。



「は………………?
はぁぁーーーーーー!?!?」



幸はそんな陽詩を見てフッと笑うと



「じゃあ、またね。」


と戻って行った。



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