恋愛部・活動中☆
mission1
しばらくしてから、
兄貴が遊びに来た。
「おじゃまします。久しぶり
キル元気にしてたぁ」
「アキラさんこそ、大学忙しい
んじゃないですか」
「そうでもないよ、楽しいし
イイ奴ばっかだから」
「そうですか、あっ、顧問引き受けてくれてありがとうございました」
「いいよ。ちょうど暇だったし」
「時間があったらまた来るよ」
「はい」
戸が閉まって
ため息をついてから・・
「ケッ 何が
『大学忙しいんじゃないですかぁ』
あんなののどこがいいんだか
好き好きオーラ出しまくり
じゃねーか」
するとキルは、赤くなりつつ
「ちがうよっアキラさんは
そんなんじゃないただ憧れなだけ」
否定してくれたのはうれしいけど
それでも特別な存在かよっ
そう思い、ため息を漏らした
少ししてゆっくり戸が開いた