豚恋
②柳田 隆弘 21才
彼は田舎にすんでた。
けっこぅ遠くて…電車で二時間もかかった。
まじ、しんどい。

田舎の駅につくと彼は改札に立ってた。
カッコイイ。はい。第一印象です。

いかにも元ヤンぽいけど見た目かなりカッコイイ。背も高くて筋肉質なバランス良い体。
はい。ストライクど真ん中です。

『こんばんは。』
『おぅ。けっこぅ遠かったろ?』
笑顔もステキ。
胸がトキメク。

『車あっち』
おくれないように彼について歩く

思ったとうりヤンキーっぽい車。
ドキドキしながら乗り越む
甘い香水の香り。


メールで話してた彼おすすめの公園に行く事になった。
明らかに女なれしてる彼は車が坂にさしかかると
そっと助手席のあたしの胸の前に腕をかざして
あたしを守ってくれた。

外は暗くネオンが光り顔の火照りを感じていた。
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