distance~いちめーとる~
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お風呂から出てきた由樹は、割りと普通だった。
さっきのことを聞いても「別に怒ってなんかねぇよ」と言って、軽くかわされる。
じゃあ、さっきの空気はどうしてくれんのよ!!
って、話なんだけど…
なんかよくわかんないけど、私も気にしないことにした。
お風呂から出た私は、由樹の部屋へ直行。
「ゆーきー!トランプしよぉ!!」
「なっ!!おまえ、人の部屋に勝手にっ……!つーか…パ、パジャマ!?」
「そうだよぉ!パジャマパーティーしよっ!パジャマパーティー!!
ほら!由樹も着替えて!」
「こらっ!脱がそうとするなっ!あっち行ってろ!」
ピンポンパンポーン
-由樹君のお着替えタイム-
もうしばらくお待ちください。