ラブ☆シェア

「ハァ・・・ハァ・・・
実・・・、何かあった?」



一度目の行為を終えて、



私に跨ったまま、見下ろして言う悠二。



「え? なんで?」



じっと見つめる悠二の視線に何か見透かされてる気がした。



「なんか、今日・・・
いつもより、実、刺激的だったぞ・・・
それに、声、甘すぎだろ?!」



私の頬を指先でスッと撫でる。



「そ、そう? 
だって・・・
久しぶりだモン・・・」



見つめる悠二の視線が痛くて、
少し目を伏せた。



「実、白状しろ?! 何あった?」



おでこをくっつけて、目と目が間近になった。



そして、私の横に、横たわってじっと食い入るように見つめられた。



「・・・・怒らない?」



「怒られるようなことしたのか?」



私のおでこをピンっと小突く。



「ったっ・・そんなんじゃないケド・・・・
実は・・・告られたの・・・」



「え?! 誰に?」



横たわっていた悠二は
上半身をベッドから
起こした。




「ルームシェアしてる子の友達に・・・」



「いくつだ?そいつ?」



「その子と一緒だから、22かな・・・・」




「はははは、お前、何気に、モテるんだなー」



ベッドのにいるわたしの頭をクシャクシャと触った。



「もー、人事だと思ってー」




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