ラブ☆シェア
ブブブ…ブブブ…
メールチェックをしていると机に置いた携帯のバイブが振動した。
美耶子からだった。
「オハヨ~、美耶子、朝からどうしたの?」
『どうしたのじゃないわよ~ 頼まれてたルームシェアの件よ~』
「見つかったの!?」
『学内HPの掲示板に載せておいたら、昨日、メールきたわ お金持ちのご子息たくさんの大学だからどうかな、と思ってたけど、ヒットしたわよぉ』
「ホント!?」
『明日詳しいこと説明する約束になったのよ、実、明日の午後、大学来れない?』
「明日、午後は、会議なのよ、悪いけど美耶子に任せていい?美耶子が会ってOKなら私も大丈夫だから」
『わかった 任されたわ じゃ、また連絡するわ』
助教授の美耶子も忙しいのについつい頼ってしまう。