ラブ☆シェア

ブブブ…ブブブ…


メールチェックをしていると机に置いた携帯のバイブが振動した。
美耶子からだった。



「オハヨ~、美耶子、朝からどうしたの?」



『どうしたのじゃないわよ~ 頼まれてたルームシェアの件よ~』



「見つかったの!?」



『学内HPの掲示板に載せておいたら、昨日、メールきたわ お金持ちのご子息たくさんの大学だからどうかな、と思ってたけど、ヒットしたわよぉ』



「ホント!?」



『明日詳しいこと説明する約束になったのよ、実、明日の午後、大学来れない?』



「明日、午後は、会議なのよ、悪いけど美耶子に任せていい?美耶子が会ってOKなら私も大丈夫だから」



『わかった 任されたわ じゃ、また連絡するわ』



助教授の美耶子も忙しいのについつい頼ってしまう。



< 11 / 286 >

この作品をシェア

pagetop