ラブ☆シェア
気がつくと、
実さんが、寝息を立てていた。
その姿が、無防備で、
年下の俺が見ても、カワイイと思ってしまうほど。
俺は、実さんを抱き上げ、実さんの部屋に連れていった。
同居生活をして、初めて入る実さんの部屋は、
奥にベッドと、部屋の真ん中にテーブル、アンティーク調のチェストだけの、
女の人にしては、シンプルな部屋だった。
奥のベッドルームへ実さんを寝かせ、
部屋を出た。
リビングに戻り、ソファーに座って、
隼人に言われたことを、
頭の中で、繰り返し、考えた・・・・・