ラブ☆シェア
バスルームへと行く間のリビングには、



市居くんの姿は、なかった。



良かった。



なんだかホッとする自分がいた。





美耶子には、この二日間のことを、全部吐き出して聞いてもらいたい、と



手早く、シャワーを浴び、



簡単に化粧を済ませ、



ニットと、スキニージーンズを身に着け、薄めのダウンを羽織りマンションを出た。




美耶子に会うまで、




自分の心がパンクしそうだった。
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