ラブ☆シェア
美耶子の正面に座り、
「ハァ~」
私は、ひとつため息をついた。
注文を取りに来たウエイトレスにランチを頼み、
置いていったグラスの水を一口飲んだ。
「で?、何があったのかしらぁ?
ミ・ノ・リ・ちゃ・ん?」
パタンと
雑誌を閉じ、私の顔をじっと見た。
「…長くなるケド、いい?」
少し上目遣いに美耶子を見た。
「ふっ、何年アンタの親友やってると思ってんの?
さっさと白状しなさ~い」
腕を組み
何でも来い状態の美耶子。
この頼れる親友に、
全て聞いてもらえることに感謝しなきゃね。