ラブ☆シェア
「ハァ~
そりゃ、大変だったわね~
いくら、実でも、堪えるわねぇ~
それでっ、
全部吐き出した?」
「うん…」
テーブルに運ばれた
今日のランチを
美耶子は、私の話を聞きながら、全て平らげてしまった。
反対に私は、3分の1ほどしか、食べていない。
というか、
さすがに食欲なくて
進まない。
「で、実は、どうしたい?」
「どうしたいって…
私も…わかんない…
…悠二が好きだけど…
あんなことあって、
このまま悠二と付き合って行っていいのか、凄く不安…
好きだけじゃ、
もうダメなのかな…って…」
残っているランチに目を落とし
ため息をついた。