ラブ☆シェア
メッセージの紙を読んでいくうちに、
私に宛てたものではないかと、気がついた。
こんな告白ってアリ?!
驚きと、嬉しさとで、パニック状態だった。
彼も同じ気持ちでいてくれたコトが半分信じられない。
涙がようやく落ち着いて、
自分の机に戻った。
桜井さんの姿を見つけたので、
「桜井さん、やってくれたわね!もうっ!」
少し文句を言ってやった。
「いーじゃねーか?! わざわざ局まで、あのメッセージ、お前に読んでもらいたくて、来たんだぞ! 無下にボツることできねーじゃん!」
「え?! 彼、ここに来たの?」
市居くん、私の仕事のことちゃんと知ってたんだ。
「あぁ、昼ごろな、お前、イイ男みつけたなぁー、どうせ、待ってんだろ?早く帰ってやれよ!」
私の頭をポンと叩き、自分の机に戻って行った。