ラブ☆シェア
部屋に入り、
2人で先ほど調達したコンビニの朝飯を食べた。
彼女は、今日は休みだから、俺の為に、誕生日のご馳走を作ってくれると言う。
「もう一度、珠樹と2人でお祝いしたいの
ダメかな?」
リビングのテーブルで
向かいあって座る俺に上目遣いで問いかける
ダメなワケないだろ!?
てかっ
その上目遣い、
わざとか?
いや、彼女は、そんな計算高いオンナじゃナイ
何か…
スゲー愛しいよ
ホントに俺より年上なのか?
付き合う前の彼女と
今の彼女じゃ、
比になんないくらい可愛いし…
なんか…艶っぽくないか?
こんなコト言っても仕方ないけど
今まで彼女と付き合ったヤツらに
少し嫉妬した
「どうしたの?」
またも、上目遣いに問いかける
「あ、いや、ダメじゃないよ
スゲー嬉しい
楽しみにしてるよ」
テーブルの上の彼女の手に俺の手を重ねた。