ラブ☆シェア
「じゃあ、私、着替えたら買い出しに行ってくるね」
ペットボトルの紅茶を飲み干しキャップを閉じた。
そんな一つ一つのしぐさまで、見とれてしまう。
「あ、俺も付き合うよ」
「大丈夫よ、珠樹は今日もお店でしょ?
少しでも仮眠とらないと…
その間にご馳走こしらえるから楽しみにしてて」
嬉しそうに俺に向ける視線も、やっぱり
愛しいと感じる。
立ち上がった彼女は、
テーブルの上を片付けてから自室へと入っていった。
まだもう一つ、
彼女に伝えていないことがある・・・
心配してくれてたことが・・・
それはまた後にしよう・・・
仮眠する前に、
シャワーを浴びようとバスルームへ向かった。