ラブ☆シェア
「悠二ぃ、会社、行かないで~」
身支度をする悠二に甘えてみた。
「な~に、子供みたいなコト言ってんだよ
お前も、仕事あるだろ?
俺も、仕事も実も大事なの」
そう言いながら私のおでこにキスをした。
「実、シャワー使っていいからな、そろそろ、俺、出るよ」
「わかった~ もらったカギで、時々、部屋に来ていい?」
「もちろんさ、そのためのカギだろ? アイツは、このマンション知らないから、大丈夫だよ」
アイツとは、別居中の奥さん。
「今度は、私がご飯作るからね!」
「あぁ、楽しみにしてる」
あっという間に、スーツに着替えた悠二は、
ベッドの私に、キスをし、会社へと急いだ。